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二つのポケットと、脇に残されたもう一つの構造。
ヴィンテージデニムジャケットの「2nd TYPE」を基に、イギリスで第二次世界大戦時、パイロットの軍服用として開発された高密度コットン生地「VENTILE®」を組み合わせた一着。
これまで展開されていた1st TYPEに加わる、両胸ポケット仕様の2nd TYPEモデルです。
VENTILE®は、超極細の綿糸を限界まで打ち込み、一般的な織物よりも高い密度で織り上げた天然繊維のファブリック。
水分を含むと繊維が膨張して生地の隙間を塞ぐ特性を持ち、コットン100%でありながら、水を弾きやすく、風の侵入を抑える機能性を備えています。
その表面には、ナイロンとは異なる天然繊維特有の静かな光沢と、滑らかで緊張感のある質感があります。
デザインの原型となった2nd TYPEは、1950年代頃から広く着用されるようになったデニムジャケット。
左右に配置されたフラップ付き胸ポケット、フロントプリーツ、腰部分のフィットを調整するサイドアジャスターが、その特徴的な輪郭を形成しています。
ヴィンテージの2nd TYPEは短い着丈が魅力である一方、現代のスタイリングでは「着丈が短すぎる」と感じられることもあります。
本品では当時の雰囲気を残しながら、身幅に適度な余白を持たせ、着丈とのバランスを現代的に調整しています。
アイテム名にある「SIDE PANEL」とは、脇部分へ継ぎ足された共布の切り替えを指します。
これはヴィンテージの大きなサイズで、生地の用尺不足を補うために生まれた構造。
1st TYPEにおけるT-BACKと同様に、本来は生産上の制約から生まれた切り替えが、現在では希少なヴィンテージディテールとして評価されています。
ボタンには金属製のネオバボタンを採用し、負荷のかかる箇所はリベットで補強。
袖は可動域を確保する立体的な二枚袖で仕立てられています。
パターン作成から裁断、縫製まで、すべて国内の職人によるハンドメイド。
軍用素材の機能性、1950年代のワークウェア構造、日本の縫製技術を、一つの黒いジャケットとして再編集した少量生産モデルです。
【COLOR】
BLACK
【Color Comment】
深く均一なブラックの中に、VENTILE®特有の微細な光沢を含んだ色彩。
二つの胸ポケットやフロントプリーツ、サイドパネルの切り替えが、光の角度によって静かに浮かび上がります。
ワークウェアの力強さを残しながら、カジュアルになりすぎない端正なブラックです。
【Styling】
白いカットソーやシャツの上から羽織り、デニムやワイドパンツと合わせるだけで、短めの着丈と身幅のバランスが際立ちます。
フーディーを重ねたミリタリースタイルのほか、タートルネックやスラックスと組み合わせた、静かなモノトーンスタイルにも対応。
左右のサイドアジャスターで裾まわりのフィット感を調節できます。
性別を問わず着用できるユニセックスモデルです。
【Staff / Model】
MEN
172cm/54kg
サイズ48着用
WOMEN
166cm
サイズ46着用
【Detail】
・1950年代の2nd TYPEを基にしたデザイン
・左右にフラップ付き胸ポケット
・フロントプリーツ
・脇部分に共布を継いだSIDE PANEL仕様
・裾のフィットを調整できるサイドアジャスター
・可動域を確保する立体的な二枚袖
・金属製ネオバボタン
・負荷のかかる箇所をリベットで補強
・高密度コットン素材VENTILE®
・国内の職人による縫製
・MADE IN JAPAN
【Size】
46
着丈62cm/身幅64cm/肩幅55cm/袖丈57.5cm
48
着丈63cm/身幅66.5cm/肩幅56cm/袖丈58.5cm
50
着丈64cm/身幅69cm/肩幅57cm/袖丈59.5cm
※商品の特性上、採寸には若干の個体差があります。
【Material】
VENTILE®
コットン100%
【Condition】
新品未使用
【DELIVERY】
こちらの商品はお取り寄せ商品です。
ご注文確定後、7日以内の発送を予定しております。
※仕入先の在庫と連動しているため、ご注文のタイミングによっては完売となる場合があります。
【Price】
¥32,780(税込)
【EXHIBITION LABEL】
作品名:VENTILE 2nd TYPE SIDE PANEL JACKET
製作:WAIPER.inc
原型:1950s 2nd Type Denim Jacket
素材:VENTILE® Cotton 100%
技法:Domestic Handmade Sewing
生産国:Japan
色彩:Black
展示価格:¥32,780(税込)
【CURATOR’S NOTE】
二つの胸ポケットは、1st TYPEから2nd TYPEへ移行した時代の変化を示すもの。
そして脇に走るサイドパネルは、限られた生地から大きな衣服を作るために生まれた痕跡です。
装飾を目的として加えられたのではない線が、時代を経ることでデザインとしての価値を持つ。
空を飛ぶ人を守るためのVENTILE®と、働く人のために作られた2nd TYPE。
異なる用途と時代から生まれた二つの合理性が、日本の縫製技術によって一着へまとめられています。
Connecter Tokyoは、本品を衣服としてではなく、“軍用素材と1950年代のワークウェア構造を、現代の黒へ再編集した作品”として展示します。
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